※これから記載する記事は、私見解によるものです。
第一回「なりきりプレイってなあに?」
■「なりきり」っていうのは「ロールプレイ」って
いうプレイスタイルの一種です。
ロールプレイは、ゲームマスターが居て
そのゲームマスターの指示するルールの中で
そのキャラクターになりきるという感じです。
「なりきり」プレイスタイルの場合には
ゲームマスターが存在しません。
一人でプレイヤー各自がキャラクターに
なりきってプレイしている型を指します。
私、ロールプレイをしていますっという人は
多くは、上記のロールプレイではなく
ルールが無い状態で、一人なりきりプレイが
大半です。
つまり、キャラクターを演じるの。
演技=「常に」になるのが本来の「なりきり」
プレイスタイルです。
日本ではあまり馴染みの無いプレイスタイル
だけど海外ではとてもメジャーなプレイスタイルで
ゲームによっては、ロールプレイ専用サーバーが
存在するほど高い認知度です。
■■なりきりプレイヤーの「物の考え方」
キャラクターの考え方とキャラクターの考え方を
分けて考えます。
きっとこのキャラクターは、こう言うかもっとか。
こういう風に行動するかもっとか。
リアルとゲームの境界線が引けてないプレイヤーが
今は最も多いタイプのプレイヤーです。
そうではなく「なりきり」では、リアルの話は一切しない。
リアルがゲーム内で何か反映されますか?
周囲の人達は、あなたのリアルが興味ありますか?
多くの人は、ゲームを楽しくプレイする為に遊びに
来ているはずで、リアルの話をされても世界観に浸って
遊んでいる人にとっては迷惑な行為でしかありません。
まだMMORPGの作品がそれほど多くなかった黎明期、
一般的に「仮想世界に生きる一人の人」
として生きるっというのが以前は普通でした。
だから「なりきり」をしても何ら不思議でもなく
それが普通でした。外国人の多くが当然のように
「なりきり」をしていました。
しかし日本人の場合は、文化的には日本では
MMORPGのプレイヤーキャラクターは仮想の
ゲーム世界に生きる一人の人間ではなく
プレイヤーの分身(アバター)とみなす人が多く
そのために「なりきり」が定着しないんだと考えています。
日本は
プレイヤー = キャラクター
だから「なりきり」って何?っとなります。
なんで演じる必要があるの!?っとなります。
そんなの恥ずかしいわ!っという人はその典型です。
本来は
プレイヤー ≠ キャラクターです。
「なりきり」では、キャラクターとプレイヤーの考え方を
分けて考える必要があります。
例えば、プレイヤーは何度かゲームをクリア
してるとしましょう。
初期村で「道具屋の主人」という「なりきり」をした場合
他人に、ラストボスまでの道筋を聞かれたとしましょう。
プレイヤーとキャラクターの意識が
一緒になっているプレイヤーは
その道筋を教えることができますし
教える人もいるかもしれません。
しかし、現実問題、初期の町のただの道具屋の主人が
ラストボスまでの道順を知っているか?
それはプレイヤーの知識であってキャラクターの知識ではありません。
だから、「なりきり」の場合は、必ずプレイヤーとキャラクターの
考え方を分けなければ、なにもかもが中途半端になってしまうのです。
参考にして頂ければ幸いです。